カードローンでお金を借りられない時の最終手段⁉お金を作る現代の錬金術はこれ!

ここ数年で起きている急激な経済や生活環境の変化に対応できず、必要な生活費を捻出するために、消費者金融から借入を行っている人が増えています。

計画的に借入や返済を繰り返し、上手に付き合うはずだったのに、突発的に発生する予定外の出費のために、急遽追加でお金の借り入れをしなくてはならなくなったという経験は誰にでもあるはずです。

また、そんな時に限ってクレジットカードやカードローン、消費者金融の貸出限度額を超えてしまって、急いでお金が必要なのに、どこからもお金を借りる当てがない・・・

そんな時に「最終手段」としてお金を作る現代の「錬金術」をお伝えします。

毎月の約定償還ができず、多重債務に陥ってしまい「これ以上お金を借りることができない」という状況の人でも大丈夫です。

実は、意外な方法でお金を作り出す方法は存在するのです。

ですので、犯罪に走ったり、危険を犯してまでお金を手に入れることは考えずに、お金を借りられない場合でも安全にお金を作る(入手する)ことができる方法について知り、賢くこの乱世を生き抜いてください。

お金を「借りる」最終手段3選

借金が膨らみ、その返済も滞り、複数の金融機関から借り入れている場合、もう借り入れる先が見当たらずに困っている人でも、条件を満たすことでお金を借りることが出来る可能性があります。

つまり、どこからお金を借りるかが重要になってくるのです。

中小消費者金融からお金を借りる

やはりまとまったお金を作るには、金融機関から借りるのがベストです。
大手の消費者金融から借入は出来なくても、中小の消費者金融から借り入れることは、可能です。

理由は、中小の消費者金融は大手消費者金融とは違い独自の審査基準を設けているからです。

そのため、過去に債務整理をしたことでブラックリストに載った人でも中小の消費者金融の審査は通る可能性があります。

しかし、大手消費者金融に比べて「金利が高かったり」、「即日融資してもらえない」などデメリットもありますので注意が必要です。

クレジットカードのキャッシングでお金を借りる

クレジットカードは、二つの機能を持ち合わせた便利なカードです。

一つ目の機能は、購入した代金の支払いや公共料金などの引き落としに使用できる「ショッピング枠」。

二つ目の機能は、現金を借りることができる「キャッシング枠」です。

この「キャッシング枠」は、クレジットカードを作る際に申し込んでおけば、設定した限度額内なら、いつでも何度でもお金を借りることができます。

しかし、普通のカードローンに比べ、クレジットカードのキャッシング枠は、金利が高めに設定されているため借入の金額や期間に注意する必要があります。

生命保険に加入しているなら契約者貸付制度を活用する

生命保険に加入している場合は、解約返戻金の一部を保険会社から借り入れることができる「契約者貸付制度」を利用することができます。

借りられる限度額は、解約返戻金の7割~8割、金利は約2.0%~8.0%程度と低金利で借りることがメリットです。

さらに、申込時の審査も必要なく、申込も店頭のほかインターネットや電話でも可能で、申し込みの時間によっては当日中の入金も可能な保険会社もあります。

なお、この制度が利用できるのは、終身保険や養老保険など解約返戻金がある保険に限られており、掛け捨てや解約返戻金が設定されていない生命保険は利用できません。

そのほかの借入のように返済期間が定められていないので、契約者貸付制度で借りた借入金は、生命保険の契約期間が満了するまでに完済すれば問題ありません。

お金を借りることを検討している人で、生命保険に加入している場合は、解約する前に契約者貸付制度の利用を検討してみましょう。

お金を借りられない時の最終手段「稼ぐ」方法3選

お金を「借りる」最終手段でもお金が作れない場合は、次の方法でお金を『稼ぎ』ましょう。

お金を「借りる」という発想から、要らなくなった物を売却したり、短期アルバイトなど労働や今流行りの「副業」でお金を『稼ぐ』という最終手段です。

リサイクルショップやフリマアプリで不用品を売って稼ぐ

先ずは、手軽なリサイクルショップやフリマアプリなどで不用品を売却してお金を作りましょう。

アクセサリーや腕時計、お祝いでもらった新品のタオルや食器など不用品をリサイクルショップへ持ち込んだりフリマアプリで出品することでお金を作れます。
ただし、リサイクルショップはすぐに買取してもらえて現金化できますが、売却価格が安価になります。

その一方、手間はかかりますが、ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリで売却したほうが高値で売却できる可能性は高くなります。

単発や日払いなど短期アルバイトで稼ぐ

アルバイトの求人サイトでは、単発や日払いなど短期のアルバイトを紹介しているので、希望する単価や日時のアルバイトを探して稼ぎましょう。

一般的な仕事は、毎月1回の給料日まで待たなくてはなりませんが、単発や日払いのアルバイトであれば、その日のうちにお金を入手できる場合があります。

夜の仕事(水商売)なら短期間で高収入を得ることができますし、工事現場などの力仕事や夜間の道路工事の誘導や夜間警備といった高時給のアルバイトで効率よくお金を稼ぐことも可能です。

本業がある方は、本業に支障が出ない範囲で稼ぎましょう。

趣味や特技を活かし、副業で稼ぐ

趣味や特技を活かして、新しく副業で稼ぐという方法もあります。

ここ数年、ネットで趣味や特技を売るというサイトが流行っています。
自分ができる趣味や特技をサイトに登録し、希望者からの要望に応えるという新しい形のサービスです。

さらに、ネットを使って、クラウド上で仕事を受発注するサイトや自らwebサイトを立ち上げたりECサイトを運営することで、自宅にいながら簡単にお金を稼ぐこともできるようになりました。

これらの副業は、スマートフォンやパソコンがあれば、時間と場所を気にせず自分の空き時間にできるため、誰でも始めることができます。

ただし、副業を始めたからと言って必ずしも収入を得られるという訳ではありませんので、ご注意ください。

お金を「もらう」という最終手段

お金を「作る」または「稼ぐ」ことができなかった場合の最終手段として『もらう』という方法をご説明します。

さまざまな理由で働きたくても働けない人は、返済義務のない給付金制度を利用する方法があります。

例えば、生活困窮者の受ける給付金制度としては、生活保護がありますが、その他にも一定の条件や状況に該当する場合に給付金としてお金を受給できる制度のことで、代表的なものとしては下表のようなものがあります。

これらの制度を活用して支給された金銭は、国や自治体に返還する必要はありません。

先ずは、最寄りの市区町村などの担当窓口にて相談して、利用・申請できそうな給付金制度を確認してみましょう。

借金がある場合は減らすことも考えて!

借金を「減らす」こともお金を生み出す方法の一つです。今借金返済がギリギリである、もう返せない、少し減れば完済できるといった場合は、国が認めている借金救済措置の一つの債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・特定調停)という手続きをすることを検討してみてはいかがでしょうか。

法的手続きで借金をゼロにする、少なくすることが可能です。

借金返済の学が減ることで、お金がないという状況を打破することもできるかもしれません。

ただし、借金救済制度のデメリットをしっかりと確認してからにしましょう。手続きによってデメリットやリスクが異なるため、自分にとってそれがお金がいまなくて困っている状況と比較してどうなのかを知ってからしないと、しなければよかったと後悔することになってしまうかも!

お金に困っても絶対NGなこと3選

お金に困り「最終手段」だとしても、次に説明する行為は絶対にやってはいけません。

これらの行為を選択した場合、結果的に不利益を被るのはあなた自身であり、違法な取り立てで心身を病んだり、犯罪者となり、罪に問われてしまうことになります。

「なぜいけないのか?」をそれぞれのケースで見ていきましょう。

闇金や違法業者から借りない

どこからもお金を用意できない場合、「審査なし」や「すぐに融資します」という言葉に惑わされてはいけません。

闇金や違法業者から、お金を借りることは簡単ですが、目先の返済に囚われて闇金や違法業者からお金を借りると、今後の生活が金銭的・精神的にも脅かされることになります。

闇金からお金を借りた場合、実態は完済できないシステムになっているため、いつまでも高い利息を払い続けることになります。

いざ利用してみたら、利用前に取り決めていた金利より高い金利に変更されてしまい、違法に多額な利息を要求されるケースがありますので、絶対に利用しないようにしましょう。

裏バイトや闇サイトで仕事を探さない

いくらお金に困っているからと言って、窃盗やオレオレ詐欺といった明らかな犯罪行為をはじめ「裏バイト」といわれるような違法なアルバイトに手を出してはいけません。

こうした違法なアルバイトに手を出してしまっても「違法だと知らなかった」という言い逃れはできませんし、実刑判決を受けてしまうケースも多数見受けられます。

一度犯罪に手を染めてしまうと、あなたの人生を台無しにしてしまう可能性がありますので、違法なアルバイトも当然ですが、犯罪には絶対に手を染めないようにしましょう。

チケットや中古品の転売も違法行為になる

チケットを正規の金額以上の高値で転売したり、許可を取らずに古物を販売することが違法行為となる転売もあります。

チケットの転売や古物商を無許可で営業することは、法律で禁止されています。

一度でも犯罪を犯してしまうと、会社を解雇されたり周囲から信頼を失ったりすることで、その後の人生を台無しにしてしまうことがあります。

どこからもお金を借りることが出来ないからと言って、犯罪や違法行為に手を出すことは絶対にやめましょう。

どうしてもお金が作れない場合は債務整理するのも一つの手段

どうしてもお金が作れなくて、借金の返済が出来なくなった場合はどうなるのか想像できていますか?

先ずは、遅延損害金が発生して、さらに返済すべき借金の総額が膨らみます。
さらに、TVドラマや映画のシーンで見たことがあるような督促や取り立てに合うことで、精神面で追い詰められます。

返済が滞ることで債務事故として「ブラックリスト」に載ることで何処からも借金することが出来なくなります。

そして最終的には、強制執行によって家や財産を差し押さえられて全財産を失うことになるのです。

そうなる前に、借金が膨らんで毎月の返済が苦しい場合や他に借りるあてがない場合には、最終手段として債務整理を検討しましょう。

債務整理とは、国が法的な手段として借金の返済を全額免責するまたは減額する方法で、次のような種類があります。

  • 「任意整理」
  • 「個人再生(民事再生)」
  • 「自己破産」

それぞれ詳しく見ていきましょう。

任意整理とは?

任意整理とは、裁判所を通さずに債権者と直接交渉することで将来発生する利息をカットしたり返済スケジュールを3~5年程度に変更したりして、債務を整理・解決する方法です。

裁判を行う必要がないことから、その他の債務整理に比べて短期間・低予算でおこなうことができるのがメリットと言えます。

ただし、任意整理には法的な強制力がないため、債権者が手続きに応じなければ、交渉は不成立に終わります。

個人再生とは?

個人再生とは、裁判所へ新しい「再生計画案」を提出し、認可を受けることで、借金額を1/5〜1/10に減額してもらい、残った借金を原則3年~5年で返済する方法です。

任意整理と異なり、裁判を行う必要はありますが、元本を含めて借金を減額できるのが特徴です。

また、債務整理を行う場合、通常ローンの返済が終わっていない物品は、所有権がある会社に回収されるのが一般的ですが、個人再生には「住宅ローン特則」と呼ばれる制度があり、マイホームに関しては、ローン返済の継続を条件に手元に残すことが可能です。

自己破産とは?

自己破産は、裁判所に申立てをおこない、所有する財産を処分して、債務に充当することで、法律上借金の支払い義務から免除される方法です。

自己破産が成立すると同時に、全ての借金の支払い義務が免除され、金融機関から催促されることもなくなります。

これらの債務整理を行なうことで、個人信用情報機関に事故情報として掲載され、「ブラックリストに載る」ことになり、新たなローンが組めなくなったり、新しいクレジットカードを作ることが出来なくなる状態が5年~10年続くことになります。

借金減額シミュレーター(借金減額診断)を試してみましょう

借金減額シミュレーター(借金減額診断)とは、過払い金の請求や債務整理の手続きを行なうことで、今抱えている借金がどれくらい減額できるかを無料で診断することができるWebサービスです。

この借金減額シミュレーターの多くは、大手弁護士事務所や司法書士事務所がおこなっていて、入力した情報は診断や相談以外に使用されることはありませんので、安心して利用することができます。

先ずは診断シミュレーターを利用して、借金がどれくらい減額できるのか試算したうえで、弁護士や司法書士に返済方法を相談してみましょう。

先ほど述べたような債務整理の手続きを行なえば、合法的に利息をカットしたり、借金自体をゼロにすることが出来るのです。

債務整理することでメリットやデメリットがありますので、どの方法をとるのがあなたにとって得策なのか専門家と相談・検討して利用するようにしてください。

諦めずに苦難に立ち向かえば、道は開ける!!

お金を借りられない時でも、諦めなければ「最終手段」は何通りも考えられます。

お金に困っているからとさらにお金を借りてしまえば、借金は増えるばかりですので、不用品を売却したりアルバイトで稼ぐ方法や公的制度を利用して給付金を受け取る方法で乗り切りましょう。

闇金や違法業者から高い金利で借り入れたり、犯罪に手を出すことは、いくらお金に困っていても絶対にやめましょう。

もし、借金が膨らみ過ぎて毎日の生活が苦しい場合には、最終手段として債務整理という方法を検討しましょう。

債務整理の手続きを行なうことで、合法的に利息をカットしたり、借金自体をゼロにして借金返済を免除することが可能になりますので、今後の生活再建が容易になります。

お金がなくて八方塞がりだと思えても、利用できる制度や相談する場所は沢山あります。
自分のおかれた状況を良く分析・把握して、ベストな解決方法を模索しましょう。

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